マーケットをイッキ読み
パニック的な円高・株安、今夜の米雇用統計は?…2010/5/7
米雇用統計発表後の円高・株安の流れは?
  • ギリシャの財政不安に端を発したリスク回避行動が広がり、楽観シナリオに賭けたポジションが急ピッチで解消されており、「金融危機への進展」に対する警戒も根強い。
  • 一方で危機時にひっ迫しやすいベーシススワップなどの派生取引は、ユーロやドルで悲観的な状況を示すまでには至っておらず、市場では、今晩発表される米雇用統計をきっかけにした揺り戻しのシナリオも取りざたされている。
  • 1)円ショートの買い戻し、2)株ロングの解消、3)原油先物のロングの解消――などに代表されるポジションが急速に巻き戻されたに過ぎず「リスク許容度が低下しているとはいえ、米雇用統計をきっかけに逆張りの動きが出てもおかしくはない」(大手銀行の関係者)

リスク回避で円高/株安急ピッチ、米雇用統計受け揺り戻しか | Reuters

  • 「7日の為替相場はNY時間に発表される4月米雇用統計をにらんだ展開になるとみている。リスク資産売りが急だったほか、雇用統計への期待感からドル・円が多少戻すことが考えられる。」(バークレイズ銀行 FXストラテジスト・逆井雄紀氏)
  • 「雇用統計が市場予想より良い内容となれば、ドル・円が92円まで戻す可能性がある。」(同)
  • 「(雇用統計の数字が悪ければ)6日安値の88円ちょうどまで下落すると予想している。」(同)

為替相場の見方:米雇用統計下ブレならドル・円再び大幅下落も | モーニングスター

ギリシャ問題の再燃で市場は大荒れだ。パニックは一時的だからこそ激しいのだが、すぐに元通りにはならないのが常。これを仕掛けのチャンスと見るか静観するか…なのだが、FXユーザーの多くは荒波をチャンスと捉えるスキルを身につけているらしい。

今夜21:30の米雇用統計は例月にも増して注目度が高いファクターとなりそうだ。情報収集が生命線のファンダメンタル分析をサポートするサービスも充実度を増している。米雇用統計直後をユーザーはどう見ているのか? 経済指標に特化したコミュニティ『みんなの外為』の現在の様子を載せてみた。(編集部)


今夜の米雇用統計発表に合わせた『みんなの外為イベント 雇用統計NIGHT』が開催される。イベントの様子は今夜20:00~こちらでWEBで中継される。

20:00 イベントスタート
20:03 FXプライム三浦社長・マスチューン瓜生社長 挨拶
20:15 高野やすのりによるオンラインセミナー スタート!
20:55 前衆議院議員 佐藤ゆかり氏・高野やすのり対談
21:15 元サッカー日本代表 前園真聖氏と一緒に指標発表後の動きを予想!
21:29 「みんなの外為」を見ながら、米雇用統計発表までカウントダウン!
21:40 雇用統計後の動きの解説など
22:00 イベント終了

なお、このイベントの様子は編集部が取材し、後日アップ予定。

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