マーケットをイッキ読み
豪ドルが対円で1年3カ月ぶりの高値、資源国通貨堅調…2010/1/7
豪ドル/円 85円半ば、11月小売売上高が予想上回る
  • 先ほど発表された豪11月小売売上高は1.4%と事前予想(0.3%)を上回る結果に。これで2ヶ月連続のプラスとなり、09年3月(2.7%)以来の伸び率となった。
  • 先月15日に公表されたRBA(豪準備銀)政策会合議事録では「中期的な個人需要の伸びは強くなり、2010年にはトレンドに近づく見込み」との見解が示されており、今後の結果にも期待を持たせるものとなった。

マーケットニュース | ひまわり証券

  • 豪ドル/米ドルが急伸して1カ月ぶり高値を更新。豪ドルは対円でも84円後半から85円半ばまで上昇して、10月高値を小幅ながら突破。昨年10月以来1年3カ月ぶり高値をつけた。
  • (ユーロ/円は)市場では国内勢の買いが指摘されている。早朝の取引で、対ユーロで強まったスイスフラン買いが対円にも波及したこと、予想を上回る指標を受けた豪ドル/円の上昇などで、クロス円全般に上昇圧力がかかっている。

菅氏の財務相就任、円高容認イメージ後退だが円相場押し下げにはつながらず | Reuters

相変わらず豪ドルは強い。今回の小売売上高の増加率は市場予想の4倍近い。消費の高まり、失業率の減少と「兆し」ではなく「経過」が見える。小売売上高の構成項目中で最も上昇したのが、食料品と衣料品だというから、うらやましい。原油価格が1年2カ月ぶりの高値を更新、商品相場の全体的な上昇で資源国通貨が堅調だとか。

昨年末に世界的に著名な投資家マーク・モビアス氏への取材の機会を得た。「これからはコモディティが良いです」という氏の確信に満ちた言葉を思い出した。マーク・モビアス氏への取材内容は 選べるCFD > 2010年の海外投資は・・・これだ!!にて公開予定。(編集部)

菅新財務相の為替へのスタンスを見極めたいムード
  • (東京外国為替市場)8日に注目の米雇用統計発表を控えているほか、菅新財務相の為替へのスタンスを見極めたいとのムードもあり、取引を手掛けにくくなっている。
  • 「円高容認の藤井財務相の下では円を買い進めやすかった。1ドル=84円台になってようやく、政府・日銀は円高阻止政策を発動し、その政策決定には菅副総理も絡んだはず」(三菱UFJ信託銀行資金為替部の井上英明次長)
  • 「日銀による円高阻止政策に、財務相としても連携していくとの立場を今後明確にしていくのでは」(バークレイズ銀行東京支店の山本雅文チーフFXストラテジスト)

ドル、92円台前半=菅新財務相スタンスに注目 | 時事ドットコム

いつもの米雇用統計発表前の小動きに加え、菅新財務相の動向見極めと方向感が出にくそう。明日の雇用統計発表を占うADP全米雇用報告が昨夜発表され、明日の雇用統計のプラス転換を期待させるものとなった。

期待感が過剰な場合は、結果が悪くなくても失望売りが出る。一方、クロス円の好調を受けた円売りもあるという。(編集部)

FXスペシャリストによるトレーニングが無料
  • キャンペーン
  • セミナー
  • マーケットをイッキ読み
  • 経済指標発表スケジュール
  • ブログパーツ
  • FXの書籍・DVD