JPモルガン・チェースの好決算でリスク選好ムード…2009/10/15

JPモルガン・チェースの好決算でリスク選好ムード

• JPモルガン・チェースの好決算を受けたリスク選好ムードに乗って豪ドル/米ドル、ユーロ/ドルともに１年２カ月ぶり高値を更新。
• さらに、オーストラリア準備銀行（RBA、中央銀行）のスティーブンス総裁が、景気回復に伴って追加利上げが必要になる可能性を示唆した。総裁発言を受け、次回の利上幅が0.5％になるとの観測が浮上したことが豪ドル買いを後押しした。
• きょうはシティとゴールドマン・サックスの決算発表が予定されている。「注目はシティ。ポジティブ・サプライズがあれば、豪ドル/米ドルやユーロ/ドルは一段の上抜けが予想される」（邦銀）

（ロイター　2009/10/15）

• 朝方のオーストラリア準備銀行（RBA、中央銀行）のスティーブンス総裁の発言を材料に対ドルで豪ドルやユーロが買われたものの、ドル円への影響は限定的だった。
• 「ドル安トレンドの基調に変化はない。材料探しの状況だ」（大手邦銀関係者）
• 米国市場時間帯では、9月の米消費者物価指数や10月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、企業決算などが相次いで発表されることから、様子見姿勢となっている。

（時事ドットコム　2009/10/15）

注目の指標が目白押し。米大手金融機関の決算はもちろん、間もなく発表されるユーロ圏の消費者物価指数、21:30の米国の消費者物価指数と景気を占う材料が盛りだくさん。日本のデフレも深刻で、低金利はまだまだ続く…と発表されたばかり。FX市場ではドル安に伴い、ドルのキャリートレードも注目されている。（編集部）