円高ドル安、リーマンショック後の87円台ためすか…2009/9/28

円高ドル安、リーマンショック後の87円台ためすか

• 午前の東京外国為替市場のドルの対円相場は、民主党政権の円高容認姿勢が改めて注目されたことでドル売り・円買いが加速して急落。約7カ月半ぶりの1ドル＝90円割れ。
• 市場では、リーマン・ショック後の安値87円台前半を目指すとの見方が多い。「週内には87円台前半まで売られるとみている」「90円近辺まで戻すのが限界だろう」（国内証券）。

（時事ドットコム　2009/9/28）

• バークレイズ銀行の逆井雄紀FXストラテジスト「もうしばらくドル売りの流れが続いてもおかしくない」「(目先の市場動向について)ポジションがかなりドル売りに傾いていたため、ある程度の利益確定を目的とした巻き戻しの動きが出やすい」「今週は米国で主要な経済指標の発表が多く控えており、発表前に持ち高調整に伴うドル買いが進む局面もあり得る」

（Bloomberg　2009/9/28）

本日オセアニア時間には、ドルの対円相場は一時88円23銭付近まで下落。その後、東京時間で1円を超える切り返しで現在89円台。専門家によれば85円を割り込めば介入の可能性もあるとか。日本は外貨獲得大国、この円高を憂う輸出企業も少なくないだろう。
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