ドルが95円台に、住宅関連の経済指標が支え… 2009/8/5
ドルが95円台に、住宅関連の経済指標が支え
- ニューヨーク市場では、住宅関連の経済指標の内容を支えにドルが95円台に買い戻された。
- 東京市場でもこの流れが継続しているが、市場の関心は既に週末発表の米雇用統計に集まっている。日中の市場は材料難のほか、週末の米雇用統計発表を控え模様眺めの展開になりそう。
6月の中古住宅販売保留が3.6%プラスとの発表でNY市場でのドル買いが進んだようだ。たて続けの経済指標の好転で株価も上昇している。米国経済は底を打ったか?が語られる毎日だ。リーマンショック前の水準まで戻した感があるが、これは金融機関の破綻懸念が解消しただけで、不良債権問題はまだまだ…という見方に同感だ。今夜米国の経済指標発表は21:15の雇用統計、23:00のISM非製造業景況指数に注目したい。(編集部)
豪ドルは今月1豪ドル=73円まで下落の可能性
- RBCキャピタル・マーケッツは日本の投資家を対象に外国証券を購入する投信の発売が減少することから、豪ドル相場が8月中に対円で1豪ドル=73円まで下落する可能性があるとの予想を示した。
- 3月中旬の1豪ドル=61円40銭付近から現在の同80円50銭前後への上昇について、過去数カ月間の投信の発売急増がその一因になったと指摘。
利上転換も示唆されている豪ドル。10:30に発表された貿易収支も予想以上に好転している。(編集部)