グリーンスパン前FRB議長「底打ちと確信」発言… 2009/8/3
グリーンスパン前FRB議長「底打ちと確信」発言
- 「米経済は7-9月(第3四半期)に2.5%成長となる可能性が大きい」
- 住宅市場は「一時的に安定化」してきたが、住宅価格が5%内外を上回るような一段の下落を見せた場合は、米経済が再び悪化することも「あり得る」。
- 「既に景気が底打ちしたと強く確信している」とし、「実際、さまざまな業界の週間生産統計を見れば、恐らく先月半ばには好転したことが明らかだ」
- 「これまで問題とされていたのは金融システムだった。しかし、今や破たんする可能性はなくなった」
グリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長の興味深い発言をピックアップした。世界同時不況につながる米金融ビジネスのマエストロと称される人物の底打ち発言は影響が大きい。(編集部)
オーストラリアの政策金利 引き上げは「明白」
- オーストラリアのスワン財務相「将来的にいつかの時点で、金利水準が引き上げられるのは明白だ」「RBAは、当面は豪州の景気見通しは困難な状況が続くとしており、金利水準を決定するにあたりこの点を考慮するとしている」
- RBAは4日0430GMT(日本時間午後1時30分)に政策決定を発表する。
3日の外為市場ではオーストラリアドルとニュージーランドドルが本年の高値を更新。対ドルのみならず、対円でも上昇。(編集部)