米株価を好感~米GDPの結果がポイント… 2009/7/31
米株価を好感 景気回復への見方増~米GDPの結果がポイント
- 31日午前の東京外国為替市場は、前日発表された米雇用指標が好感されドル買い・円売りが強まり95円台半ばで始まった後、機関投資家によるドル売りに弱含んだ。
- 市場では「月末期日で輸出企業による円買いが進んでいる」(FX業者)
- 「米株がしっかりしており、景気が回復する方向への見方が増している。米GDPの結果がこの見方を裏付けるものになるのかがポイント」(邦銀)
今夜、21:30にはアメリカの第2四半期のGDP(国内総生産)、個人消費など4件の指標発表が、22:45にはシカゴ購買部協会景気指数(7月)が予定されている。今夜の指標発表が景気底打ち感の追い風になるとトレンドがはっきりするかもしれない。(編集部)
- ホーニグ・カンザスシティ連銀総裁「米第2四半期GDPの見通しについては”おそらく楽観的”」と見る」(14日)
- ロックハート・アトランタ連銀総裁「第2四半期の米経済、僅かながら落ち込んだ可能性」(20日)
アメリカとBRICSのGDPの10年間の推移をグラフにしてみた
アメリカに端を発した世界同時不況、今夜のアメリカの第2四半期のGDP(国内総生産)が景気回復の指標になるかどうかが着目されている。 BRICSのSとして加えるべきだという論議もあり、FXの中長期運用で人気の南アフリカも加えてみた。(編集部)