NY株、6カ月半ぶりに9000ドルの大台を突破… 2009/7/24
NY株、6カ月半ぶりに9000ドルの大台を突破
- 23日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株平均は終値では今年1月6日以来約6カ月半ぶりに9000ドルの大台を突破。水準としては昨年11月5日以来約8カ月半ぶりの高値。
- 米大手企業の決算が事前予想を上回ったことや、23日に発表された中古住宅の販売件数が高水準だったことなどから、景気回復への期待が高まった。
市場を好感した投資家が変動率の大きい米ドル買いに動いた。が、ドル高が一気に進むというシナリオは無さそう。マイクロソフト、アメリカン・エキスプレス、アマゾンなどの決算が予想を下回ったことが、景気回復への期待を押し下げたようだ。(編集部)
英の第2四半期GDP発表 17:30 当局の見通し
- フィッシャーBOE政策委員「第2四半期GDP、引続きマイナスの可能性(6月24日) 」
- ビーンBOE副総裁「第2四半期GDPはほぼ確実にマイナスだろう(7月21日) 」
- センタンスBOE政策委員「BOEの専門スタッフは第2四半期GDPの落ち込みは「小さい(small)と予測している(7月23日)」
本日の欧州時間は、独IFO景気動向-7月(17:00)、英GDP発表(17:30)と注目材料が続く。昨日NY時間では米国株の上昇が好感され、ドルに対して、ポンド、ユーロが下げ幅を拡大。ボラティリティの大きいポンド/円や、動きのハッキリしそうなユーロ/ドルに注目。(編集部)