インドが通貨バスケットのドル比率引き下げか… 2009/7/6
インドが通貨バスケットのドル比率引き下げか
- イタリアでのサミット開催を控えて、ドルをめぐる発言が各国から相次いでいる。
- インド政府経済諮問委員会スレッシュ・テンドゥルカー委員長「通貨バスケットは変更されるかもしれない。インド準備銀行(中央銀行)次第だ」
- 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁「米国が強いドルが国益にかなうと表明していることは極めて重要だ」
トリシェ総裁の発言は意味深い。自動車もITも世界に売り出せなくなっているアメリカが、次に世界に売り出すかもしれない「金融ビジネス」への警鐘か。(編集部)
メキシコペソが軟調、アジア時間はドル/メキシコペソは13.2ペソ
- メキシコペソが軟調。アジア時間は取引量が少ないがドル/メキシコペソは13.2ペソ付近で小幅上昇。
- 下院中間選挙の5日開票では、カルデロン大統領率いる与党・国民党の得票率が野党・制度的革命党を下回った。
- カルデロン大統領の掲げる石油・税制政策の改革案に影響が出る可能性があり。
メキシコペソは高金利通貨として取り扱うFX業者もある。スワップ派は証拠金維持率を再確認しよう。(編集部)
中国外務次官「米ドルは今後長期にわたって、世界の主要な準備通貨」
- 中国外務次官が、主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)を前に、ローマで会見。
- 中国の何亜非外務次官「米ドルは依然として、最も重要かつ主要な準備通貨だ。この状況は、今後長年にわたって、続くと信じている」
- 中国政府は世界準備通貨としてドルに代わる制度の創設を提唱、8日からのサミットで討議を希望している。
アメリカは中国の大切な顧客、そして中国はアメリカの大スポンサー。微妙…。(編集部)