2009/07/01 19:31:05
SAXO BANK活用術 vol.1
サクソバンク(SAXO銀行) とは?
グローバルな投資銀行として、堅牢なサーバとシステムを提供するFXのカバー先として~FXユーザーなら知っておきたいSAXO BANKの活用術を大公開。
SAXO BANK (SAXO銀行) とは?
SAXO BANKはデンマークのコペンハーゲンに本部があり、ロンドン、ジュネーブ、シンガポールなどに営業拠点を置き、180カ国以上にまたがる顧客にサービスを提供している。150以上の通貨ペアのトレード、素早い約定をもたらす堅牢なサーバシステムが特徴。銀行といってもオンライン・トレーディングを専門とするグローバル投資銀行であり、通貨、株式、CFD、先物、オプション、その他のデリバティブ商品の取引サービスを提供している。 SAXO BANKやSAXO系業者、サクソ銀行などと言った言葉をよく目にするが、これらの業者は、このSAXO BANKをカバー先としており、SAXO BANKが提供するトレーディングツール「サクソトレーダー(SaxoTrader)」を基本プラットフォームとしている。
SAXO Traderの魅力とは
SAXO系のFX業者は、いずれもSAXO BANKが提供する「SAXO Trader」を基本プラットフォームとしている。1つの業者の中でも、さらに取引コースが2つに分かれており、例えばkakakuFXでは、米ドル円やユーロ円といったメジャー通貨が中心のコース(スタンダード)と、150以上の通貨を扱うコース(プレミアム)の2コースが用意されている。SAXO BANKの100%子会社の日本法人サクソバンクFX株式会社が運営するサクソバンクFXは、手数料無料で1000通貨単位の取引に対応している「ミニ」、一般的な「スタンダード」、大口投資家向けの「FX CHOICE」までの3コースがある。いずれもコース毎にスプレッド等が異なるので、投資スタイルに合わせて選ぶと良いだろう。
SAXO Traderを利用するメリットはSAXO BANKならではの頑強なサーバと有利なレート。リーマンショック時にもサーバダウンが無かったのは欧米の大手金融機関による流動性を確保しているためだ。また、通貨ペアの多様さもグローバル投資銀行系口座の利点だ。アジア通貨、北欧通貨、中東通貨のバリエーションは素晴らしい。円高時の外貨投資のリスクヘッジにも活用度が高い。
SAXO Trader (上) と SAXO Mini Trader(下)