2009/11/05 10:11:41
[ToolWatch]動画で見るFlex採用のDMM FX
インストール不要のリッチクライアント
AdobeFlexを採用した次世代取引ツールを見てみよう。専用アプリケーションをインストールしなくても、高いカスタマイズ性が可能な新感覚ツールだ。
切り離す・並べ替える~自分好みにレイアウトする
チャートと切り離したレート
高機能ツール派なら、インストール型のリッチクライアントが定番。FX取引に慣れてくると、得意な通貨ペアや画面配置が定まってくる場合が多い。しかし、初心者の場合は使い方の解らない機能や、ツールのインストールが苦になる。ところがDMM FXはインストール不要のリッチクライアントで、初心者から経験者までのニーズを満たしている。
これまで、インストール不要のブラウザ型は、カスタマイズ性に限界があった。これを一気に解決したのがAdobe Flexというテクノロジーを採用した取引ツール。Flashをベースにしているから、環境を選ばない。これまでリッチクライアントが使えなかったMacユーザーにも朗報だ。
チャート上の描画も自由自在
取引画面のレート、ポジション紹介などは、サイズの変更・移動・レイアウトを直感的にカスタマイズできる。ワンクリック注文もできるレートは通貨ペアごとに切り離して好きな位置に配置できる。よく使う画面はショートカットアイコンからワンクリックで呼び出せる。キーボードショートカットも用意されているから、ミニノートPCでもストレス無く画面の切り替えができる。
チャート上に任意のテキストを書き込んだり、直線・円・四角などの描画も自由だ。自分なりの重要ポイントの記録や分析に活用できそうだ。
小数点以下3桁のレートが評価損益に直結する
多機能チャートは最大20画面表示
レートは円建てなら小数点以下3桁、外貨建てなら5桁までの0.1pipまで表示される。小さな差益を重ねるスキャルピングでは、この差が利益に直結する。緊迫したトレードでは、この0.1pipの動きを監視することで小さなトレンドを捕まえる手がかりにもなるだろう。
チャートの分析には多機能チャートを活用しよう。1~20画面のチャート表示をタブで素早く切り替えられる。各チャートごとに通貨ペア・チャート周期・足種類・テクニカル指標・マーケット表示を設定することができる。マーケット情報アイコンから、相場に影響したファクターをチャートから目を離さずに確認できる。レートの音声通知設定もこの画面から行う。
多機能チャートとの併用も可能
JAVAベースの多機能チャートは、画面サイズに合わせてチャートも伸縮するので好きなサイズでデスクトップに置いておける。多機能チャートとFlexのレート表示を併用するのも使い勝手が良い。
スプレッドの上限を固定しているため、指標発表時や市場のオープン時にトレードするユーザーにはメリットが大きい。さらに、ポジション毎の評価損益がpipと円単位でリアルタイムで表示されるのでスキャルピングの資金管理に大いに役立つ。ヘビーユーザーなら注文初期設定で通貨ペアごとにLotやレバレッジ、スリッページを設定しておくと、ワンクリック注文のスピードはさらにアップする。
他の口座のツールから乗り換えても迷わずに使い始められるのは、Flexによる柔軟な表示と直観的な操作性のおかげだ。次世代FXツールは、これからの主流になるかもしれない。
チャート周期 | TICK~月足まで23種 |
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足形 | ローソク、バー、ライン |
テクニカル(トレンド系) | 移動平均、平滑移動平均、ボリンジャーバンド、エンベロープ、チャネルシステム、一目均衡 |
テクニカル(オシレーター系) | 移動平均乖離率、RSI、サイコロジカルライン、W%R、MACD、ストキャスティクス |