2009/08/17 12:47:08
[取材] マネースクウェア・ジャパン vol.2
資産運用として提案するロングライフFX
「罠を仕掛ける」という注文方法で、投資家の最大の敵「欲」と「不安」を解消するというトラップリピートイフダン。マネースクェア・ジャパンのロングライフFXとは？
無理をしないでFXを長く続けられる～ロングライフFXを
前回に続き、マネースクウェア・ジャパン(M2J) 総合企画部の斎藤さんに、トラップリピートイフダン®を活用した資産運用についてお聞きした。
編集部FXユーザーの間では、デイトレード、スキャルピングという短期トレードが人気のようです。前回のお話ですと、中長期運用の方向けという印象を受けましたが。斎藤取引の期間として、中長期に限られるという事ではないんです。多い方ですと、一日に数十回、一か月に数百回の取引をされていらっしゃいますから。編集部新規の発注と決済が自動だからこそ出来る回数ですね。一定の値幅の指値で複数の罠（トラップ）が繰り返される（リピート）、それで「トラップリピートイフダン®」なるほど。短期でも中長期でも、設定次第なんですね。斎藤とてもシンプルなんです。シンプルだからこそアイデア次第で、いろんなスタイルが可能です。そもそも、お客様の要望から生まれた「お客様目線」の注文方法なんです。値幅の設定が、そのまま取引のスタイルになります。編集部たしかに「欲」と「不安」をコントロールして、冷静に取り組めそうです。どのくらいの値幅を設定される方が多いんですか？
斎藤ドル円の場合では40～50pipの方が多いですね。たとえば、１ドル95円で10万ドルの取引をするのではなく、95円の前後に分散して10か所に注文を仕掛けるわけです。相場は先が読めなくてあたりまえ、だからこそ分散させる、その手間を自動でできるように、と考えました。昨年、弊社のサービスが本になりまして、この題名が「果報を寝て待つFX トラップリピートイフダン®」というんですが、まさにその通りなんですよ。このマンガのモデルは実は私で…。編集部ああ、そうなんですか！ 釣りと罠に例えたマンガで、初心者にも取り組みやすい注文方法だということや、無理をしないという意味がよく解りました。斎藤画面につきっきりでカチカチやって、数か月でFXをやめてしまう方がいらっしゃいますが、とても残念です。私どもはFXと長くつき合っていただきたい。ロングライフFXを提案しております。そういう意味では長期投資に向けたサービスということになります。
資金力を知って「ずっとできる、納得できるFX」を
斎藤投資というのは、本来、前向きな気持ちの表れですよね。その気持ちを後押ししてさしあげる、そういうサービスを目指しています。ご入金された方は、運用試算表をご利用いただけます。納得して取り組んでいただきたいんです。編集部なるほど。だから御社のリスク管理ツールは、とても戦略的なんですね、特に『シミュレーション機能』はいいですね。ユーザーにおすすめの活用方法はありますか？斎藤資金力に合わせてリスクとリターンのシミュレーションをしていただいて、ポジションの数や利益率の戦略をたてていただく事はもちろんですが、感情のシミュレーションもしていただきたい。編集部といいますと？斎藤たとえば過去のアジア通貨危機の時のレートを入れてみて、ご自身の感情を試していただきたい。「あり得ない、もしも」を疑似体験していただくことで、自分の投資スタンスを見極めることができると思います。編集部「ずっとできる、納得できるFX」のためにというわけですね。ところで、どのあたりに罠を仕掛けるべきか、は何を参考にしたら良いでしょうか？斎藤私が毎週発信している『リピートレポート』では、どの通貨でどれだけリピートが成立したか、レンジはどのあたりかといった統計をお知らせしています。また『みんなのリピート』では、お客様の注文成立状況をご覧いただけます。お客様の取引は、市場の箱庭のようなものですから、かなり参考になると思います。編集部預託金の信託保全では独自のトラスト アカウント プロテクション®を提供されてますね。どのようなスキームなのでしょうか？斎藤2004年に住友信託銀行さんと共同で作り上げました。当時、FXには信託保全は義務付けられていませんでしたが、弊社ではFXは時価で外貨も含めて保全対象としなければいけない、と考えました。さらに、信託管理人と監査法人がダブルチェックをするという独自のスキームです。コストも手間もかかるのですが、お客様の資産を第一に考える弊社の姿勢です。
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取材協力：株式会社マネースクウェア・ジャパン
